この記事では、
・キャラクターレベルを上げるために必要な経験値・経験値本の冊数・モラ
・キャラクターレベルは何レベルまで上げるべきか
について説明させていただきます。
なお、冒険ランク経験値については以下のURLをご覧ください。
キャラクターのレベル上げに必要な経験値本・モラ
必要な経験値
キャラクターのレベルを上げるために必要な経験値は以下の表のようになります。
| レベル | 必要な経験値 | 経験値の累計 |
| 1 ⇒ 20 | 120,175 | 120,175 |
| 20 ⇒ 40 | 578,325 | 698,500 |
| 40 ⇒ 50 | 579,100 | 1,277,600 |
| 50 ⇒ 60 | 854,125 | 2,131,725 |
| 60 ⇒ 70 | 1,195,925 | 3,327,650 |
| 70 ⇒ 80 | 1,611,875 | 4,939,525 |
| 80 ⇒ 90 | 3,423,125 | 8,362,650 |
必要な経験値本の冊数
キャラクターのレベルを上げるために必要な経験本（大英雄の経験）の冊数は以下の表のようになります。
| レベル | 必要な経験値本の冊数 （大英雄の経験） |
経験本の累計 （大英雄の経験） |
| 1 ⇒ 20 | 7 | 7 |
| 20 ⇒ 40 | 26 | 36 |
| 40 ⇒ 50 | 29 | 65 |
| 50 ⇒ 60 | 43 | 108 |
| 60 ⇒ 70 | 60 | 168 |
| 70 ⇒ 80 | 81 | 249 |
| 80 ⇒ 90 | 172 | 421 |
なお、経験値本には「大英雄の経験」の他、「冒険者の経験・流浪者の経験」がありますが、それらに上記の表を適用する場合は、以下のように換算してください。
・「冒険者の経験4冊」⇒「大英雄の経験1冊」
・「流浪者の経験20冊」⇒「流浪者の経験1冊」
モラ
キャラクターのレベルを上げるために必要なモラは以下の表のようになります。
| レベル | レベル上昇に 必要なモラ |
上限突破時に 必要なモラ |
モラの累計 |
| 1 ⇒ 20 | 24,035 | － | 24,035 |
| 20 ⇒ 40 | 115,665 | 20,000 | 159,700 |
| 40 ⇒ 50 | 115,820 | 40,000 | 315,520 |
| 50 ⇒ 60 | 170,825 | 60,000 | 546,345 |
| 60 ⇒ 70 | 239,185 | 80,000 | 865,530 |
| 70 ⇒ 80 | 322,375 | 100,000 | 1,287,905 |
| 80 ⇒ 90 | 684,625 | 120,000 | 2,092,530 |
育成に必要な経験値本・モラの累計
一般的には、キャラクターのレベル育成は以下の３種類の目安があります。
これらの水準まで育成をおこなうために必要な経験値本の冊数とモラの量は以下のようになります。
| レベル | 経験本の累計 （大英雄の経験） |
モラの累計 |
| ① 1 ⇒ 80 | 249 | 1,287,905 |
| ② 1 ⇒ 80（上限突破） | 249 | 1,407,905 |
| ③ 1 ⇒ 90 | 421 | 2,092,530 |
レベル上限突破には「突破用の素材」が必要であるため、「① レベル80まで育成」に比べて、「② レベル80まで育成後、レベル上限突破」および「③ レベル90まで育成」は更に負担が大きくなります。
キャラクターのレベルがダメージ量に与える影響
「① 1 ⇒ 80」と「② 1 ⇒ 80（上限突破）」の戦力の差
この2つの違いは「レベル80に到達した後に、レベル上限突破をおこなうか否か」という点になります。
レベル80のレベル限界突破では、以下の３つの恩恵を受けることが出来ます。
（１）基礎ステータス（HP・攻撃力・防御力）が上昇する
（２）固有ステータス（キャラクター毎に異なる）が上昇する
（３）天賦レベルの上限が「8 ⇒ 10」になる
（１）基礎ステータス（HP・攻撃力・防御力）の上昇
レベル80のレベル上限突破時に、（全キャラクター共通で）おおよそ以下の表に示す程度の『基礎ステータス（HP・攻撃力・防御力）』がおこなわれます。
| ステータス | 上昇率 |
| 基礎HP | 約5.4% |
| 基礎攻撃力 | 約2.0% |
| 基礎防御力 | 約5.4% |
「基礎HP」および「基礎防御力」に比べて、「基礎攻撃力」の上昇率が著しく低いという特徴があります。
（２）固有ステータス（キャラクター毎に異なる）の上昇
固有ステータスは「キャラクター毎に設定」されているもので、以下のステータスから１種類が定められています。
| HP% | 攻撃力% | 防御力% |
| 元素熟知 | 元素チャージ効率% | 元素（物理）ダメージ% |
| 会心率% | 会心ダメージ% | 与える治癒効果% |
これらの固有ステータスは、レベル80のレベル上限突破時に、一律におおよそ以下の量の増加がおこなわれます。
| ステータス | 上昇率 |
| 固有ステータス（種類問わず） | 一律約4.4% |
固有ステータスのレベル上限突破時の上昇率は、一律同じ数値となっております。
一方、「戦闘に役立つ固有ステータス」と「戦闘にはあまり役立たない固有ステータス」が存在するため、キャラクターを問わず固有ステータスの上昇が一律に同じ価値を持つということではありません。
（３）天賦レベルの上限が「8 ⇒ 10」に上昇
レベル80のレベル上限突破をおこなうことにより、天賦レベルの上限が「8 ⇒ 10」に上昇します。
天賦レベルは「通常攻撃系」、「元素スキル」および「元素爆発」に設定されているレベルであり、上昇させるほど、それらの威力が向上していきます。
天賦レベルの上昇に対する、該当する攻撃の威力上昇率はおおよそ以下のようになります。
| 天賦レベル | 上昇率 |
| 8 ⇒ 9 | 約7.5% |
| 8 ⇒ 10 | 約15.0% |
レベル上限突破による「基礎ステータスの上昇：2.0%～5.4%」および「固有ステータスの上昇：4.4%」に対し、天賦レベルの上昇率は破格の数値となっております。
天賦レベルを「8 ⇒ 10」に上昇させるためには、莫大かつ貴重な素材を消費することになります。
そのため、天賦レベルを上げないという選択肢も出てくると思われます。
もしも天賦レベルを上げないのであれば、この項における恩恵は考慮しないこととなります。
「② 1 ⇒ 80（上限突破）」と「③ 1 ⇒ 90」との戦力の差
この2つの違いは「レベル80のレベル上限突破をおこなった後、レベルを90まで上げるか否か」という点になります。
レベルを「80⇒90」に上げることによって、以下の３つの恩恵を受けることが出来ます。
（１）基礎ステータス（HP・攻撃力・防御力）が上昇する
（２）レベル差補正の恩恵を受ける
（３）一部の元素反応のダメージが上昇する
（１）基礎ステータス（HP・攻撃力・防御力）の上昇
レベルを「80⇒90」に上げることによって、（全キャラクター共通で）おおよそ以下の表に示す程度の『基礎ステータス（HP・攻撃力・防御力）』がおこなわれます。
| ステータス | 上昇率 |
| 基礎HP | 約7.5% |
| 基礎攻撃力 | 約7.5% |
| 基礎防御力 | 約7.5% |
レベル上限解放時の基礎ステータス上昇量とは異なり、すべてのステータスが一律「7.5%」程度上昇します。
「基礎HP」および「基礎防御力」とは異なり、「基礎攻撃力」は『キャラクターの基礎攻撃力＋武器の基礎攻撃力』で評価されます。
そのため、「キャラクターの基礎攻撃力」が7.5%上昇しても、武器を加味した基礎攻撃力の上昇量は低めに抑えられることとなります。
一般に「レベル80以降のレベルアップは攻撃力的には効率が悪い」と言われる所以はここにあります。
（２）レベル差補正の恩恵
ダメージ量を計算する過程において、「ダメージを与えるキャラクター」と「ダメージを受ける敵」との『レベル差』が影響します。
（このことを「レベル差補正」と呼びます。）
敵のレベルにも依りますが、レベル80とレベル90のキャラクターが攻撃した場合、その補正値の差は以下のようになります。
| レベル | レベル差補正の比率 |
| 80 ⇒ 90 | 約3.0% |
レベル差補正の影響により、キャラクターのステータスに一切関係なく、レベルを80から90に上昇させるだけで、与えるダメージ量が「約3.0%」上昇します。
（３）一部の元素反応のダメージが上昇
元素反応には、大きく分けて以下の２つの分類があります。
レベルを90まで上げる恩恵は、後者のタイプの元素反応の場合に受けることができます。
その元素反応は、以下のようなものです。
| 過負荷 | 超電導 | 感電 |
| 氷砕き | 拡散 | 燃焼 |
| （烈・草）開花 | （超・草）激化 |
レベルを「80⇒90」に上げることによって、これらの元素反応のダメージは一律以下のような上昇となります。
| レベル | 一部元素反応のダメージ上昇率 |
| 80 ⇒ 90 | 約34.0% |
非常に大きいダメージ上昇量となるため、これらの元素反応を引き起こすキャラクターについては、レベルを90まで上昇させる恩恵は大きいと言えます。
レベルによるダメージ量の比較
ここまで説明させていただいた内容を加味すると、レベルによるダメージ量の違いは以下のようにまとめることができます。
「攻撃力」が基準となっているダメージの場合
| レベル | ダメージ量の比較 （天賦レベル8） |
ダメージ量の比較 （天賦レベル最大） |
| ① 80 | 100% | 100% |
| ② 80（上限突破） | 102% | 117% |
| ③ 90 | 113% | 130% |
固有ステータスが火力に影響するようであれば、更に「約4.4%」の差が発生します（以下も同じ）。
「HP」または「防御力」が基準となっているダメージの場合
| レベル | ダメージ量の比較 （天賦レベル8） |
ダメージ量の比較 （天賦レベル最大） |
| ① 80 | 100% | 100% |
| ② 80（上限突破） | 105% | 121% |
| ③ 90 | 117% | 134% |
一部の元素反応ダメージの場合
| レベル | ダメージの比率 |
| ① 80 | 100% |
| ② 80（上限突破） | 100% |
| ③ 90 | 134% |
キャラクターレベルは何レベルまで上げるべきか
レベル上限突破は天賦レベルとセット
多くのキャラクターは「攻撃力」を元にダメージ計算がおこなわれますが、以下の表のように、レベル上限突破をしただけではダメージ量の影響は少ないと言えます。
| レベル | ダメージの比率 |
| ① 80 | 100% |
| ② 80（上限突破） | 102% |
一方、天賦レベルを上昇させることにより、ダメージ量は大きく変化することとなります。
| 天賦レベル | 上昇率 |
| 8 ⇒ 9 | 約7.5% |
| 8 ⇒ 10 | 約15.0% |
そのため、レベル80の上限突破をするか否かは「天賦レベルをあげるかどうか」が判断基準になります。
レベル上限を突破した方がキャラクターは確実に強くなります。
一方、『育成素材の効率』を重視して「レベル90にしない」または「天賦レベルを上げない」という選択をするのであれば、「レベル上限を突破しない」という選択肢も当然にあり得るという検証結果と言えます。
レベル90まで上げる労力は非常に大きい
レベル80のレベル上限を突破してから、レベル90までレベルを上げるために必要な「経験値本」と「モラ」の量は以下のようになります。
| レベル | 必要な経験値本の冊数 （大英雄の経験） |
必要なモラ |
| 80 ⇒ 90 | 172 | 684,625 |
この量は「レベルを1⇒80に上げるために必要な量」の『おおよそ半分』です。
この量を「膨大」と見るか否かは、プレイヤーによって判断が分かれるところかもしれません。
手持ちのキャラクターの育成が済んでいるプレイヤーであれば、あまり大きな負担と感じないでしょう。
一方、育成が済んでいないキャラクターを多くお持ちのプレイヤーにとっては、レベル90に上げるためのリソースを、他のキャラクターをレベル80にするのに活用したいと考えるのが自然だと思います。
レベル90まで上げると実感できるほどには強くなる
「攻撃力」を基準としてダメージ量を考えた場合、レベルによる違いは以下のようになります。
| レベル | ダメージ量の比較 （天賦レベル8） |
ダメージ量の比較 （天賦レベル最大） |
| ① 80 | 100% | 100% |
| ② 80（上限突破） | 102% | 117% |
| ③ 90 | 113% | 130% |
最終的にレベル90まで育成することにより、ダメージ量は「30%程度」増えることとなります。
この上昇量は結構な数値であり、確実に実感できるほどの強化となります。
この「30%」というダメージ量の上昇を『聖遺物の厳選』で実現しようとすると、「レベル90に上げるよりも遥かに大きな労力」を必要とします。
キャラクター育成の手順の提案
効率を重視した育成手順
今回ご紹介しましたとおり、レベルを90に上げることによって確実にキャラクターを強化することができます。
一方、育成リソースが大きすぎるため、１キャラずつ順番にレベル90に上げていくのは効率が良いとは言えません。
そこで、以下のような育成手順を提案させていただきます。
① 主要なキャラクターのレベルを80まで上げていく（レベル上限突破はしない）
② 主要なキャラクターのレベル上限突破をおこなう
③ レベルアップの恩恵が大きいキャラクターからレベル90にしていく
① 主要なキャラクターのレベルを80まで上げていく（レベル上限突破はしない）
深境螺旋や期間限定イベントなど、「一定期間中にクリアしないと報酬を逃してしまう」コンテンツがあります。
そのため、それらのコンテンツをクリアするためのキャラクター（主要キャラクター）の育成を優先することとなります。
比較的育成の労力のかからない「レベル80（上限突破なし）」まで主要キャラクターを育成してしまいましょう。
その段階で、それらのコンテンツはクリアできてしまうかもしれません。
② 主要なキャラクターのレベル上限突破をおこなう
わずかではありますがダメージ量が確実に上昇するため、主要キャラクターについてはどこかのタイミングでレベル上限突破をしておくと良いです。
おすすめのタイミングは、主要キャラクターすべてのレベルを80まで上げ切った段階です。
③ レベルアップの恩恵が大きいキャラクターからレベル90にしていく
レベルを90まで上げる労力は相当なものですが、その代償を払っても、高難易度コンテンツの攻略に向けて育成を進める必要があります。
主要キャラクターの中でも「レベル90にする恩恵が大きいキャラクター」から着手していくのが効率が良いです。
レベル90にする恩恵が大きいキャラクター
一部の元素反応を活用できるキャラクター
キャラレベルを上昇させることにより、以下の元素反応のダメージを大きく高めることができます。
| 過負荷 | 超電導 | 感電 |
| 氷砕き | 拡散 | 燃焼 |
| （烈・草）開花 | （超・草）激化 |
レベルを「80⇒90」に上げることによって、これらの元素反応のダメージは一律以下のような上昇となります。
| レベル | 一部元素反応のダメージ上昇率 |
| 80 ⇒ 90 | 約34.0% |
特に「風元素・雷元素および草元素キャラクター」がこれらの元素反応を活用することができますので、優先的にレベル90にしていくと良いです。
「HP」や「防御力」がスキルや元素爆発に影響を与えるキャラクター
「基礎攻撃力」に比べ、「基礎HP」や「基礎防御力」はレベル上昇による恩恵を受けやすいステータスとなっております。
そのため、これらのステータスを上げると元素スキルや元素爆発の性能が向上するキャラクターは、優先的に育成すると良いでしょう。
・「荒瀧一斗、ノエル、ゴロー」などが防御力依存のキャラクター
・「胡桃、夜蘭、鍾離」などがHP依存のキャラクター
まとめ
キャラクターのレベルについて説明させていただきました。
まとめとしましては、
・レベル90まで上昇させるのに必要な育成リソースは大きい
・レベル80⇒90にして天賦レベルを上げ切ると火力は「30%程度」上昇する
・まずは主要キャラから順にレベル80（上限突破なし）まで上げるのがおすすめ
・最終的には主要キャラクターはレベル90にすることになる
・レベル90の恩恵が大きい「風・雷・草元素キャラクター」や「HP・防御力に依存した性能を持ったキャラクター」から着手するのが良い
となっております。
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